奈良のうまいもん

今回は、“奈良のうまいもん” をご紹介しましょう。

2月3日は節分。

節分には、豆まきをしたり、を食べたり。
最近では、恵方巻き(えほうまき)を食べる習慣も定着しつつあります。
その年に縁起がよいといわれている方角(恵方)を向き、
みんなの建康を願いながら、のり巻きを一息に食べるとよいとされています。

恵方巻きはのり巻きですが、奈良にもおいしいお寿司があるのをご存知?

柿の葉寿司(かきのはずし)といって、柿の葉に包んだ押し寿司です。

ネタの種類は、さば、さけ、たいなど。

    


奈良はまわりに海がなく、南部は山深い地形に覆われています。
また、柿の産地でもあります。

海から遠く離れた山里の人々にとって、海産物は大変貴重であり、
薄くすいた塩鯖をにぎり飯に添え、
裏山の柿の葉で包んで重石をきかせた柿の葉寿司は、
夏祭りのごちそうとして、
地域の集まりや家族の食卓には欠かすことのできない行事食でした。
200年以上の時を経てもなお、郷土料理として受け継がれている食文化なのです。

文豪、谷崎潤一郎が1936年ごろ吉野山を訪れたとき、
柿の葉寿司を食べて、こう評しました。

《鮭の脂と塩とが いい塩梅(あんばい)に飯にしみこんで、
 鮭はかえって生身のように柔らかくなっている工合が何ともいえない》

谷崎はいたく気に入り、
その夏はこればかり食べて暮らしていたと書き残したそうです。
柿の葉寿司、奈良に来られたら、ぜひご賞味あれ!!

福祉大会が行われる会場の近くにも、買えるお店がありますよ。
お土産に、おひとついかがですか?

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by naranancyo | 2016-01-27 20:24


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